東京、6月16日
駐日クウェート国アルオタイビ大使が、クウェート国・日本両国関係者を招聘し夕食会主催
駐日クウェート国大使アブドゥル・ラーマン・アルオタイビは、クウェート国国家公務員任用委員会(CSC)次官モハメド・ミグリン・アルロウミ氏と同委員会代表派遣団、及び財団法人日本国際協力センター(JICE)理事長松岡和久氏等を迎えるにあたり、クウェート国大使公邸において夕食会を開催。同席において、アルオタイビ大使は、今般の両者対面を歓迎すると共に、双方の著しい努力が日本・クウェート国の友好関係を更に深めた旨賞賛した。
昨14日(月)、クウェート国の人材育成開発技術支援に関する覚書(MOU)がCSCとJICE間で締結された。年内には、クウェート国側から閣僚及び専門家等10~12名がJICE主催の研修コースに参加する予定。
アルオタイビ大使は、ムハンマド・クウェート国副首相兼外相の訪日、及び6月2日に開催された第1回日本・クウェート国合同委員会への同副首相兼外相の出席がもたらした両国間の合意と成果等を報告すると共に、「今般のMOUで締結された研修は計5コース(於:日本国内、来年6月迄)で構成されており、同研修はクウェート国にとって有益であると共に、日本・クウェート国両国が現在有するあらゆる協力分野を更に強化するための新たな試みであり、また重要な第一歩となるだろう」と述べた。加えて、同大使は、2011年に日本・クウェート国国交樹立50周年を迎えるにあたって、CSCとJICEの双方が今後も二国間の友好関係を強化すべく共同して努力していくことを望む旨述べた。