2013年11月28日(東京)
駐日クウェート国大使夫妻、大使館でチャリティーイベントを開催

クウェート国大使館において、東日本大震災の被災地や児童養護事業、また世界の支援を必要とする社会に手を差し伸べるためのイベントが開催された。

このイベントへの参加者に向けて、アブドゥルラフマーン・アルオタイビ駐日クウェート国大使は歓迎の意を表し、続いてクウェート国の歴史、文化、社会や伝統的な価値観についての講演を行った。

続いてジャミーラ・アルオタイビ大使夫人より、今回のイベントの趣旨説明が行われた。ジャミーラ夫人は、今回のイベントの支援先としていくつかのプロジェクト名を挙げ、参加者に対して改めて感謝の念を表し、また日本の人々への深い愛情を伝えた。

イベント中、アルオタイビ駐日大使は、クウェート国が世界中の国々で行っている人道支援について強調し、人権と尊厳の尊重を基盤とする、公正で豊かな世界の構築へ向けた誓いを新たにした。

また、ジャミーラ夫人は、クウェート女性が社会、政治、教育、文化活動の諸分野において重要な役割を果たしていることを、参加者に示した。

ジャミーラ夫人は特に、貧困層、児童養護、障碍者支援、また2011年3月の東日本大震災の悲劇に見舞われた家族への支援に従事する日本の市民団体の活動に触れて、日本とクウェートの人々が共有する道徳的、人間的な価値観を高く称賛した。

アルオタイビ駐日大使とジャミーラ夫人は、これからもこのようなチャリティーイベントを通じて、支援の必要な社会や人々への支援を続けることへの決意を表明した。