東京、2012年1月26日
駐日クウェート国アルオタイビ大使が達増拓也岩手県知事の表敬訪問を受ける
駐日クウェート国アブドゥル・ラーマン・アルオタイビ大使は達増拓也岩手県知事の表敬訪問を受け、被害が大きかった地域復興への大使の数々の支援と功績に感謝し、クウェート政府と国民からの支援と気遣いに感謝の意を述べた。
達増知事は配当された義援金が復興の様々なプロジェクトに役立てられる事を改めて強調し、クウェートからの寄付金が岩手県とクウェートの友好を築く大事な初めのステップとなり、県として「世界の開いた再建」の例になると語った。知事はさらに、この義援金が大被害を受けた三陸鉄道と駅ビルの復興、また新しい列車の購入に充てられる事も検討中であると話した。クウェートからの支援を明確にする為、知事はクウェートとクウェート国民の支援によりインフラが再建されたことを記す記念碑を建てる案がある旨明かした。
これを受け、アルオタイビ大使は知事の表敬訪問と謝意に感謝の意を表し、クウェートの今回の震災復興支援は、イラク侵略の際に日本がクウェートを支援した両国間の真の友好関係を考慮すれば当然の事であると述べた。アルオタイビ大使はこれからも復興を支援し協力する旨合意し、岩手県とクウェート交流の様々な提案とアイデアを意見交換した。